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株式投資中級編 四季報の見方 内部留保の蓄積は大事
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株式投資に慣れたら中級知識でステップアップ! |
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内部留保とは的氏の利益から配当や役員賞与など社外に流失する分を差し引いた残りの利益です。
毎年利益がでていれば内部留保は徐々に増えていき株主資本が増えて会社の価値が向上していきます。
四季報では【財務】欄に利益剰余金の金額を掲載しています。
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この利益剰余金がマイナスだと欠損を意味します。つまり過去の利益の蓄積がないので貯金がない状態です。財務状況は厳しいといえます。
通常利益剰余金はプラスですが大事なのはこの金額ではなく、どのように使われているのかが今後の会社の発展、または株価の動向に大きく影響してきます。
どのように使われるかは以下の主に3通りです。
更なる成長のために設備投資に使う。
借入金を返済して財務を健全にする。
株主還元のため配当を増やす、自社株買いをするなど
内部留保が高い会社で積極的な資金の使い方をしていない会社の株価はあまり評価されません。
株価も低いPERで放置されていることもあります。バリュー株投資としてはよいかと思いますが、私の好みは積極的に稼いだ利益を、妥当な範囲内で設備投資をして株主への還元のために自社株買いや配当を実施している新興市場の会社が好きです。四季報で自分にあった銘柄を見つけましょう。
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